シグネットリングが最近、有名になってきています。
ちょっとしたハイブランドの間では流行ですね。
アンティークやヴィンテージティファニー好きなら一つは持っておきたい品目です。
今日は、シグネットリングにまつわる歴史などの細かい蘊蓄は省略します。
今日の本題は、どの指にはめるの?です。
結論:右手小指 or 右手薬指 > 左手小指
この順番とroom1837では考えます
なぜか。
それは片方の手には婚約指輪が存在するからです。
婚約指輪をはめる手は、国や文化によって異なりますが、ここでは婚約指輪をはめるのを左手の薬指と想定しましょう。
なので......
【着用例】
左手薬指:結婚指輪
右手小指:シグネットリング
これが、ベーシックなスタイルです。
ファッションは各自の個性の主張でもあるので、極論自由です。
が、あくまでもここではroom1837の視点での話になります。
もしあなたが独身者なら、
右手薬指>左右どちらかの小指
でも良いかもしれません。
シンプルにバランスです。
今日は、ここまでです。
余談ではありますが、歴史ある貴族の本物の紋章が彫られている指輪は
厳密には「シグネットリング」ではありません。
あれは、"The family coat of arms ring"です。
(左)The family coat of arms ring = 本来は貴族のための物 (一族の紋章) (右)Signet Ring = 万人向け (イニシャル、モチーフ、石など色々)
そもそも、アメリカには紋章文化がありません。
紋章や家紋というのはヨーロッパや日本特有の文化になります。
1910年~1920年のバブル時代、アメリカ人はこぞって
ヨーロッパの文化やファッションを取り入れました。
その流れの一環として、ヨーロッパ文化に憧れを持った成功者たちの
要望に応えたのでTiffany (ティファニー) です。
Tiffany (ティファニー) が提案した複数のベースとなる形の指輪から、カスタマーが選び、王冠や楯など様々なデザインを選択して、その内容に沿ってTiTiffany (ティファニー)が制作したのがTiffany (ティファニー)のSignet Ringです。
なので基本、全て1点物です。
写真の(中央)のように両者を足して2で割ったものが TiffanyのAntique / Vintage Signet Ringになります。
追々、種類や価値、選び方に関しても語っていきましょう。
本日は、Signet Ringのはめ方でした。