Watch Review 01 - CWC / Cabot Watch Company の G10

はじめに

今回は、時計です。
ティファニーでもありません。
Cabot Watch Company という英国の時計メーカーの時計になります。
以前から知ってはいたのですが、公式サイトに良さげな文字盤の物が売っていたので購入してみました。

Cabot Watch Company ( CWC )について

CWC ( Cabot Watch Company ) は、イギリスの空軍や海軍などに現在も納品を続けている時計メーカーです。ブランドヒストリーの細かい部分は、ググって英語サイト翻訳すれば出てきます。
こちらの記事の下にもLINKで面白い記事は貼っておきます。

下記のようにRoyal Air Force の Videoにも出ています。
(14秒あたり。)

ブランドとしては、結構ニッチなファンを獲得しており、本国のイギリスで熱狂的なファンが多い印象です。
昨今の時計投資ブームと関係なく、最初から自分で使い倒すという層が購入しているので、二次市場での盛り上がりではなく、一次市場で購入した人同士で盛り上がっていますね。

私の中では昨今のちょっと過剰ではないかと疑ってしまうほどのロレックスのプレミアに嫌気がさしてきたので、そういったブームに一切関係の無い時計が欲しくて結構最初から何か買おうと思っていました。

高く売れたら何でも嬉しいですが、物の本質って「使う」ことにあるので、厳密にはプレミアブームに乗っかっていない自分で使い倒せる時計というのが今回の条件でした。

時計は、特に現物を見て買うのがベストなのですが、あいにく日本では新品の正規輸入代理店がありません。
数年前まではクロノワールドが正規輸入代理店でしたがコントラクトが切れてからは国内での正規販売店は無くなりました。しかし、個人的にそれは問題無し。
というのも、楽天市場に出てきた記憶があるんですよね・・・。
全然ブランドイメージと噛み合わない。
おそらくは、メーカーとして卸す必要が無いという理由だったのではないでしょうか。
上場メーカーではないため、新製品をガンガン開発する必要も無ければ、軍への納品で一定の固定売上もあり、公式サイトも結構な速さで完売するので、安い値段で売上取る必要は無くなったのかなと。

CWC PEGASUS AIRBORNE G10の時計

今回購入したG10

今回購入した時計は、G10の中でもBritish Airborne Forces 80年を記念した限定品です。
文字盤と裏蓋が通常のG10と異なり、シリアルが打刻されています。

from www.cwcwatch.com
from www.cwcwatch.com

ケースは36.5mmと、そろそろ終わりそうなデカブームと異なり小ぶりです。
そのため、非常に使い勝手は良いです。
気兼ねなく使えます。
サファイアガラス一般的な昨今、アクリルというのも面白いです。
英国の様々なブランドは、この辺のマニア心をくすぐるツボみたいなのを分かっている所が多い気がします。あと、どこもリペア対応が柔軟。

かつてイギリス空軍に納品していた実績もあるSEIKOも、やたらめったら種類を増やすのではなく、もう少し過去の販売商品のパーツとかも残して、同じモデルを長く販売する方向へシフトしたら良いのではと思います。

7T27-7A20のGen2 や Gen1 のパーツ在庫ってメーカーにもう無いですからね。中古買っても、パーツ破損起きたら終わりなんで、イギリス人は結構手放している人多いです。

やれ復刻、現代版、コラボと展開していますが、集めたところで価値も上がらん上、長年使って直そうと思ったらパーツがないので直せませんとか洒落にならないので、まぁSEIKOは選択肢に入らないですよね。

少々話は脱線しますが、作りがシンプルなので、万が一のリペアも比較的スムーズに終わると思うので、そういった点でも◎な時計です。

ヴィンテージティファニーとの組み合わせ

似た時計では、RolexのRef.1500がありました。
どちらも秋冬に使える色合いのNATOストラップなので、年末まではこいつらに頑張ってもらおうと思います。
また、シンプルにヴィンテージティファニーやアンティークのシグネットリングと合わせるのもありかなと。
自分は、ゴリゴリなミリタリーは苦手なので、こういったラグジュアリー素材のものと合わせるのを推奨します。

CWCの時計が購入できる場所

上述の通り、現在日本国内に正規販売取扱店は無いので公式サイトからの購入のみとなります。
その他、海外オークションなどでも出品されていますが、新品を公式サイトから購入するのが無難かと。参考までに、私は注文から6日ほどで到着しました。

まとめ

比較的リーゾナブルな価格帯で気兼ねなく使える時計の一つとしてCWCはありと思います。
今回みたいな限定品も、たまに出してくる上、展開商品の種類もそこまで多くないのでコレクタブルなものも多く集めやすいの面白いです。
私も、結構気に入ったので、次はダイバーズが手巻きの方を買おうかと思います。

LINK

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事